食品工場・自動車工場で選ばれる業務用洗濯機・乾燥機

工場の作業服の油汚れに対応する洗濯設備

食品工場や自動車工場の作業服には、日々の業務の中で機械油・グリース・食用油などの頑固な油汚れが付着します。これらの汚れをきちんと落とせないまま繰り返し着用すると、黒ずみや臭いの原因になるだけでなく、清潔感の低下や、食品を扱う現場では衛生面のリスクにもつながりかねません。


なぜ油汚れは落ちにくいのか

油汚れは、一般的にアルカリ性の洗剤との組み合わせで分解されやすく、また温度が低いと油そのものが固まりやすい性質があるため、ぬるま湯・温水(一般的には40〜60℃程度)を使うことで汚れが緩み、洗剤が浸透しやすくなるとされています。
しかし、家庭用洗濯機は日常使いを前提とした設計のため、こうした条件を十分に満たせません。機械の素材や構造上、高温での運転や、洗浄力の高い洗剤・薬剤(過酸化水素・次亜塩素など)の使用に対応していないケースがほとんどで、洗濯物をたたいて汚れを落とす「たたき洗い」用のフィンも備えていません。そのため、油汚れが落ちきらないまま蓄積し、繰り返し使ううちに黒ずみやニオイの原因になってしまいます。
 

業務用洗濯機なら、頑固な油汚れもしっかり落とせる

業務用洗濯機は、【水質】【温度】【洗剤】【機械力(たたき洗い)】の4つの要素を強化することで、家庭用では落としきれない頑固な油汚れにも対応できるよう設計されています。

●洗剤の効果を最大限に引き出す温度(60℃程度)まで対応できる高温耐久設計
●過酸化水素や次亜塩素など、家庭用では使用できない洗浄力の高い薬剤にも対応
●大きなフィンを3枚備えた、強力な「たたき洗い」による機械力
●高い脱水率により、洗浄後の乾燥時間も短縮


 

食品工場では、衛生管理の観点からも業務用洗濯機が重要に

食品を扱う事業者には、2021年6月に完全施行された「HACCPに沿った衛生管理」への対応が求められています。この制度の土台となる一般衛生管理には「食品を取り扱う者の衛生管理」という項目があり、従業員の健康管理とあわせて、衛生的な作業着の着用が位置づけられています。
 
従来一般的だった「個人での持ち帰り洗濯」は、家庭環境からの菌や異物(ペットの毛や花粉など)の持ち込みリスクがあるため、原則禁止とする現場が増加しました。さらにHACCPでは、衛生管理計画の作成や実施状況の「記録・保存」が求められます。洗濯の頻度だけでなく、「どのような洗浄条件(水温・洗剤濃度等)で処理されたか」という工程管理まで自社で把握できる体制を整える重要性が高まっています。
 
作業着の洗濯を外部のクリーニング業者に委託する場合、洗浄条件や実施状況は委託先に依存することになります。また、決まった回収・納品サイクルで運用されるため、急な増産時や台風等の交通障害時には清潔な作業着が不足しやすいという課題も生じがちです。さらに近年では、物流費や人件費の上昇に伴って外部委託費が高騰するなど、コスト管理に苦慮する企業も増えており、コストや納期を自社でコントロールすることへのニーズが高まっています。
一方、業務用洗濯機を自社に導入すれば、自社の管理下で必要なタイミングに実施できます。洗浄状況を自社で把握・記録しやすくなることに加え、必要な枚数をその都度洗濯できるため、常に清潔な作業着を安定して確保しやすくなります。


大量の作業服を毎日処理できる体制づくりへ

こうした衛生管理の観点に加えて、工場では、多くの従業員分の作業服を毎日、あるいは高頻度でまとめて洗濯する必要があるという、処理量そのものへの対応も欠かせません。家庭用洗濯機や小型の洗濯機では容量・処理スピードの面でも限界があり、外部のクリーニング業者に委託するとコストや納期の制約が発生します。業務用洗濯機・乾燥機を自社に導入することで、汚れ落ちの質を保ちながら、必要な時に必要な量を処理できる体制を整えることができます。
なお、業務用洗濯機と家庭用洗濯機の容量・耐用年数・コストなどのより詳しい違いについては、以下の記事でも詳しく解説しています。 

 業務用洗濯機・乾燥機と家庭用洗濯機・乾燥機の違い


 

山本製作所の業務用洗濯機・乾燥機が工場で選ばれる理由

山本製作所の業務用洗濯機・乾燥機は、食品工場や製薬工場、自動車関連工場など、高い衛生管理や耐久性が求められる幅広い業種の自社設備として導入されています。現場ごとの異なるニーズにお応えする、充実したラインアップと技術的特長をご紹介します。

高い洗浄力・脱水力と省エネを両立する「業務用洗濯機」

●ランニングコストの抑制
高効率モーターと独自のインバーター技術を組み合わせることで電力使用を効率化し、最適な運転状況を実現。日々のランニングコスト低減に貢献します。

●高い洗浄力と強力な脱水力 
ドラム式洗濯機はサンが衣類をしっかりと上部まで持ち上げ、少ない水量で効果的なたたき洗いを実現します。 また、独自設計のスプリング懸架方式と6本の衝撃吸収装置を採用。ドラムの揺れを極限まで抑えることで、高い脱水性能を発揮します。

●豊富な容量展開とカスタマイズ性 処理能力13kgから116kgまで計6種類の容量を網羅。自動洗剤投入ポンプなどのオプションも豊富に揃えており、各工場の運用体制に最適な1台をご提案します。
 

あらゆる熱源と現場に対応する「業務用乾燥機」

乾燥機は、一般的なガス式(VGシリーズ)をはじめ、蒸気式(VSシリーズ)、電気式まで多彩な熱源をラインアップ。工場内のインフラ設備に合わせて最適なタイプをお選びいただけます。

●乾燥効率の追求による省エネ化
独自の「デュアルインバータードライブ」や「軸方向エアフロー(送風設計)」により、乾燥効率を飛躍的に向上。乾燥時間の短縮とともに業務効率化と省エネを実現します。

●日々のメンテナンス性 日常のお手入れのしやすさにも配慮した構造で、止まることが許されない製造現場の稼働を支えます。
 

設備を長期運用できる「部品の半永久供給体制」

山本製作所では、特定の部品供給がストップしたことで製品ごと買い替えが必要になる事態を防ぐため、部品の長期(半永久的)な供給体制維持に努めています。 純正部品はもちろん、モーターやインバーターなどの購入電装部品がメーカー廃番となった際にも後継代替品をご案内し、1台の機械を長く安心してお使いいただけるようバックアップいたします。

現場に寄り添う「丁寧な運用サポート」

機械の保守・修理だけでなく、実際の洗剤選定や適切な洗濯プログラム(洗い方)といった日々の運用面についても、各地域の販売代理店が現場の状況に合わせてきめ細やかにサポートいたします。
機械の高い耐久性と、導入後の万全なサポート体制で、お客様の快適な現場運用を支え続けます。製品の導入や更新をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


 

まとめ

工場の作業服洗濯は、頑固な油汚れへの対応や、食品工場における衛生管理体制の構築の観点から、家庭用洗濯機や外部委託だけでは十分に対応しきれないケースも考えられます。業務用洗濯機・乾燥機を自社に導入することで、汚れ落ちの質を保ちながら、必要な時に必要な量を、自社の管理下で洗濯できる体制を整えることができます。山本製作所は、堅牢性・省エネ性能に優れ、熱源や容量を柔軟に選べる幅広いラインアップと、長期にわたる部品供給体制で、工場の内製化をしっかりとサポートします。

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