襷リレー

レーザー設備を使って部品のカタチに材料を切り出す作業を3人のチームで行なっています。
ケーシング作りの第一工程なので、スケジュールを遅らせてはいけないという緊張感は常にあります。
設備や機械トラブルが起きた際、作業の優先順位を明確にし、段取りを組み直すのも僕の大切な仕事です。
後工程に影響が出ないようにするためにはどうすべきか、3人で意見を出し合い対処しています。
切断面がバリバリになってしまったり、角が欠けてしまったりなどの不良部品を出さないことも日々心がけていること。
機械の消耗によりトラブルが起きやすくなるので、良品を生み出し続けられるよう、それぞれが担当する機械のメンテナンスまで責任をもって行います。
初心者でも3ヶ月程度、先輩の指導を受けながら作業していけば、たいていのアラーム対処もできるように。
車の整備が趣味だったり、機械に触ることが好きだったりする人にはとてもオススメの職場環境。
自分がイチからすべて1人で段取りをして、うまく部品を切り出せた時は本当にうれしいものです。
できる仕事が増えていく喜びや充実感をここで味わってください。

レーザー工程で切り出された部品をプレス機器を使って、求められる仕様に応じて179～0度まで曲げる作業を担っています。
例えば700×400mmの10kg(最大)くらいの部材を90度や135度に曲げて、製品のカタチに仕上げるのです。
仕上り寸法に間違いはないか、曲げたことによるガタつきはないか、隙間はできていないか、逆曲げをしていないかなど、何度もチェックしながら作業していきます。
早い人なら1～2ヶ月、遅くとも1年あれば曲げ加工技術の習得はできます。
さらに5年この仕事に従事すれば「プレス機械作業主任者」の受験資格が得られ、キャリアアップもしていけます。
スケジュールに遅れを出さなければ、自分の裁量で仕事ができるので、コツコツと手を動かす作業をするのが好きな人にはぴったりなこの仕事。
R曲げなどの難しい加工を一回で仕上げられた時には大きな達成感に包まれます。
自分の思い描いた通りに曲げることができた時の満足感は、何度味わっても本当に良いものですよ。

僕がいるチームはロボット溶接できるようにパーツを加工・セットし、ロボットによる溶接作業を施した後、仕上りをチェックするまでの担当です。
部品のつけ忘れがないか、水漏れする箇所がないかなどを重点的に確認し、次工程へ渡します。
月ごとに仕上げ目標があり、チームみんなで一丸となって取り組む仕事スタイル。
お互いに助け合いながら仕事をしていく環境が自然とできています。
目標スケジュール通りに作業を終えることができた時の喜びはひとしおです。
立場の上下関係なく、和気あいあいと仕事できるのも僕のチームの自慢の一つ。
日々コツコツと丁寧に作業してくれる人と一緒に楽しく働きたいと思っています。
溶接の技術を身につければ仕事の幅が広がるのはもちろんのこと、日曜大工などにも大いに役立ちます。
他部署の設備機械の修理ができたり、棚や仕切り・欲しいキャンプギアなど自分が作りたいものが自宅で何でも作れるようになったりと、実生活で重宝するスキルも向上。
同僚にも家族にも感謝される機会が増えますよ。

ステンレス・鉄・鋳物などの部品材料を旋盤で削ったり、穴あけ機を使って穴あけ加工をしたりするのが機械工程です。
ケーシングではドラム駆動部のベアリングケースや前板の取り付け位置へ、ネジを止める側の螺旋をつくるタップ加工を行なっています。
切削中はいつもと異なる振動や音がしていないか、高温になり過ぎて切り粉が黒くなっていないかなど、五感を使っての作業です。
異音などの異常は製品不良に繋がるので、刃物チップの交換など工具メンテナンスにも気を配りながら、良品をコンスタントに生み出せるよう努めています。
油やバリと呼ばれる出っぱりやトゲ残りのない部品を仕上げるのも重要なこと。
「次工程はお客様」を合言葉にみんな丁寧に作業しています。
僕は旋盤加工とミーリング(穴あけ)加工が1台で完結できるターニングと呼ばれる大型機械を使った加工を担当しています。
誰もが操作できる機械ではないので責任も大きいですが、安定して目標通りに仕上げることができた時には、このポジションでしか味わえない達成感があります。
チームのみんなとアイデアを出し合いながら、さらに作業効率を上げていけるよう取り組んでいきたいです。

手溶接で部品を接着する製缶は、組み立て工程に入る前の最終の工程です。
僕は二酸化炭素を使って溶接する「炭酸溶接」と呼ばれる作業を主に担当しています。
炭酸溶接ではどうしてもスパッタという小さな金属粒が作業中に飛び散ってしまうので、仕上り品にスパッタが付着したまま残っていないかの確認がとても重要。
不具合の原因になってしまうので、部品の表面だけでなくソケットの中まで指でチェックして次工程に渡します。
1人で一つの製品を仕上げるので責任もありますが、やりがいも充分な仕事です。
製缶課の仕事は部品供給の最終工程でもあるので、部品のつけ忘れのチェックや部品の歪みやヘコミなどを直すなど、前工程のフォローを行うことも。
担当工程外での見落としやミスでも自分が防いでおけば、製品の不具合やトラブルを避けることができるからです。
「次は気をつけようね」と互いの仕事をフォローし合う、助け合いの精神が培われている職場です。
困った時は直属の上司に相談すればすぐ動いて解決してくれますし、社長も200名近くの社員一人ひとりを覚え気遣ってくれる、とても社員想いな会社でもあります。

洗濯機・洗濯乾燥機のドラム部分や排水弁、洗剤投入ボックスなどの各パーツを組み立て、塗装できる状態にまで仕上げるのがこの工程の仕事です。
パーツごとに部品を組み上げ、塗料が付いてはいけない箇所にマスキングなどを施して、次工程に渡します。
洗乾機で3～4種、水洗機で7～8種の製品があり、さらにそれぞれドラムの重量が異なる型があるので、細かい仕様の違いまで把握しておくことがとても重要。
求められた規格通り、取り付けミスなどなく仕上げられているか、同じチームのメンバーにも確認してもらいながら作業しています。
悪いところがあればお互いに率直に言い合える、とても風通しの良い職場です。
日々、大量にパーツを作っているので、次工程からクレームなく作業が進む時は「正確にちゃんと仕事ができているんだな」と充実感を覚えます。
自分が携わった製品が実際に使われている場面を見ることができるのもこの仕事の良いところです。
山本の製品が評価され、コインランドリーなどで多くの人の役に立っているということは、大きな励みになります。

板金業者さんもうらやむほどの整った設備が山本にはあります。
メインで行う粉体塗装だけでなく、キズ補修などをする溶剤塗装のできるブースもあり、両方の設備が揃っている会社はなかなかありません。
使用する用具も良いものが取り揃えられ、誰に来てもらっても気持ちよく働いてもらえる環境であることがイチバンの自慢です。
塗装の醍醐味は地金の鉄部品に色をのせて、自分の手でキレイに製品を仕上げていけること。
僕は主に脱脂やエアーを使ったゴミ除去などの塗装前の段取りを担当していますが、塗る前の下地の状態こそ塗装の命。
丁寧に汚れを除去し手間をかければかけるほど、美しく品質の良い製品を生み出すことができます。
最近は業務用洗濯機もファッショナブルになってきていて、前面などは車並みの品質でカラーリングしています。
職場環境だけでなく、待遇の良さも山本の魅力です。
元気で勢いのある会社なので、コロナ禍や景気など気にすることなく安心して働くことができることは、本当にありがたいことだと思っています。

前工程で仕上げられた部品パーツをお客様の要望に合わせた仕様に組み上げていくのが僕たちの仕事です。
納入先により求められる仕様はさまざま。
ケーシングにおいてもポンプの位置や排水口の付け方など、オーダーに合わせたカスタマイズをしていきます。
自分1人ですべて仕上げられた時の達成感は今でも忘れられません。
作業は手順書や仕様書で確認しながら、取り付け間違いなどが起こらないようにすることが肝要。
特に洗濯機は水漏れを起こさないよう、締め忘れがないかなどチームメンバーにも確認してもらい、次工程に送ります。
「多分こうだろう」と予想で作業をしては絶対にいけないので、不明点や疑問はすぐに聞き合う職場環境。
話やすい雰囲気をつくることも、仕事をスムーズに進めていくためにはとても大事なことだと思っています。
身体が資本の仕事なので、趣味のジムでのトレーニングやオススメのプロテイン話で盛り上がったりすることも。
体調不良なども遠慮なく相談してください。みんなでカバーし合う体制ができていますから。

洗濯機や乾燥機の組み立て・電気配線・試運転を行い、製品を仕上げる最終工程を担っています。
出来上がったケーシングをクレーンで吊り上げ、本体枠に組み付けるのも僕たちの仕事。
3～4人のチームで他の必要部品もすべて取り付け、1台1台丁寧に仕上げていきます。
他部署で作られた多種多様な部品が届く組立工程。
みんなが想いを込めて作った部品なので、一つひとつ大事に、正しい手順で正しい場所へ取り付けることを肝に銘じています。
僕たちの仕上げたものがそのまま出荷されるので、小さなキズなどがないか、すべて正しい部品が付いているかなど、製品の品質チェックも怠りません。
良い製品を届けようとみんなモチベーション高く仕事をしています。
課として仕上げ目標を達成するためによく話し合い、進捗状況を互いに把握して、応援に行ったり来てもらったりと、チームワークも抜群。
みんなで目標達成できた時の喜びが、日々の励みになっています。
優しい先輩ばかりなので、失敗を恐れず向上心を持っていろんな作業に挑戦してくれる人を待っています。