私たちの「SDGｓ宣言」

貧困、紛争、気候変動、デジタル化など、数多くの課題に直面する現代。その課題を整理し、解決するために作られたのが「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals：SDGs)」です。

　2015年に採択されてから私たちにとって身近なワードになり、企業においても「社会的責任」を果たすうえで重要な指標にもなっています。弊社もSDGｓに対して10個の項目でその責任を果たせるよう取り組んでいますが、実は「持続可能」というワードそのものが、私たちの“ものづくり”の考えに通底していると言っても過言ではありません。なぜなら、私たちが“ものづくり”で大切にしていることが、お客様に長期にわたり機械をご利用いただくこと。つまり「機械の持続可能」の追求で、それによりライフタイムコストで最大のメリットをご提供できるべく取り組んでいるのです。

 

実際、当社の海外市場における評価としてもっとも大きいのが、部品さえ交換すれば半永久的に使用できると感じていただいた機械の堅牢性、そして長期間の部品の供給体制です。メーカーによっては部品のサポート期間を設けるなど一定期間を超えることで部品供給が終了するケースもありますが、弊社はサポート期間などを設けていません。長期にわたり部品を供給できるよう95％の部品を自社工場で製造。そのことで安定供給とともに安価な部品供給も実現しています。

 

長期間、機械を使っていただくということは、資源の消費を削減し、廃棄物の発生を抑制につながります。これは循環型経済の原則にも沿ったもので、地球上の有限な資源を保護する重要な一歩であると考えています。

 

これからも人々の暮らしを守るためにもSDGｓの重要性を認識し、持続可能な世界を守る一助になれるよう生産体制、組織作りに取り組んでいきます。