費用対効果に優れ、メリットも多いガス乾燥機のご紹介

ガス乾燥機とは？選び方の基礎知識

乾燥機は熱源の違いによりガス、電気、蒸気の3つの方式に分類されます。それぞれの方式にはメリットとデメリットがあり、用途に応じた検討が必要です。

電気式乾燥機: 設置が簡単であり、小規模な使用に適しています。しかし、熱効率が低いため乾燥に時間がかかり、特に寒い時期はその効果がさらに落ちます。熱量が上がりにくく、乾燥時間は他の方式に比べて2倍以上かかることがあります。さらに、機械本体が高価であることもデメリットです。

蒸気式乾燥機: 非常に高い乾燥能力を持ちますが、利用するためには外部ボイラーからの蒸気供給が必要です。つまりボイラー設置が条件となります。また、ボイラーからの配管工事が必要なため、初期投資が高くなる傾向があります。また、ボイラーの設置スペースも確保する必要があります。

ガス式乾燥機: ガスを熱源として使用し、蒸気式に劣らない高い乾燥能力を持っています。特別な設備は必要ありませんが、ガス工事が必要です。高効率であり、運用コストの面でも経済的です。コストと乾燥能力のトータルバランスでは最もおすすめできる方式です。

多くの衣類を扱いたい方には、高い乾燥能力とボイラー設備が不要のガス乾燥機がおすすめです。私たち山本製作所は、一貫生産体制を強みとした国内メーカーであり業務用乾燥機ではトップシェアを誇っています。

この度、この業務用乾燥機をより多くの方へご利用いただけるよう新製品を発売しました。

小型ガス乾燥機VG91のメリットとは

小型ガス乾燥機VG91のメリットのひとつは「イニシャルコスト」を抑えた設計です。

家庭用電源仕様：多くの業務用乾燥機が三相200Vの電源を必要としているため、使用する際には電気工事が必要になることがよくあります。しかし、VG91は家庭で一般的に使用されている単相100Vの電源で動作するため、余計な電気工事のコストを節約できます。

コンパクトでありながら高性能: 9kgの容量でありながら、40分程度で乾燥が完了します。奥行きは689mmと業務用機では最もコンパクトな仕様のため、一般的な片トビラからでも搬入が可能で、どんな場所にも簡単に設置することができます。

シンプル設計:簡単にメンテナンスできるよう構成部品の点数を最小限に抑えました。そのため重量も166kgと業務用機としては軽量のため取扱いも容易となります。

コストパフォーマンス: 単相100V仕様により初期費用を抑えるとともに、製品価格も業界で最もリーズナブルな価格帯を実現しました。また電気式と比べると運用コストも低く抑えられるため、長期的な経済性も魅力の一つです。

このようにＶＧ91には多くのメリットがあります。

業務用としての信頼性

VG91は、業務用機としての高い乾燥性能と耐久性を誇っています。大風量と大型ドラムにより、多量の洗濯物を短時間で効率的に乾燥させることができます。さらに、安全機能も充実しており、過熱防止装置や風量感知装置が故障や事故を防ぎます。家庭用機に比べて、VG91は業務用機として設計されているため、はるかに高い耐久性を持っています。万が一、故障が発生しても、修理可能な設計になっているので、部品が供給されている限りは長期間にわたって使い続けることができます。
一般的な家庭用機の部品提供年数は販売終了から6年間が目安とされていますが、山本製作所は部品提供の終了期間を設けず、可能な限り提供いたします。これにより、VG91は長期にわたり安心してご使用いただけます。

圧倒的な「ライフタイムコスト」での貢献

部品提供に関して弊社は大きなアドバンテージを持っています。それは内製率98％という生産体制です。大手機械メーカーの内製率が30～60％程度と言われているので、その違いは明らかです。このように自社でほとんどの製品部品を生産・管理する体制を敷くことで、私たちは長期間にわたって安定した部品提供を実現しています。この点は、お客様にとっても大きな安心材料になります。また、長期にわたりご使用いただくことで、ライフタイムコストを大きく削減できるというメリットも体感していただけるでしょう。

山本製作所では、高い内製率による国内生産を通じて、品質の高い製品をお客様に提供しています。VG91の発売により、小規模ながらも高性能を求めるお客様のニーズに応えることができると自負しております。業務用乾燥機の利便性と経済性を、ぜひご体感ください。

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