お客様からのお手紙

ユーザー様から嬉しいお手紙をいただきました。

山本製作所へと社名を改称した昭和34年に弊社の機械をご購入いただき、長年にわたりご愛顧いただいたお客様から昨年、嬉しいお手紙を頂きましたのでご紹介させていただきます。
 
「尾道市 (株)山本製作所 水洗機・脱水機・ドライ機の思い出」と題されたお手紙は、A4サイズ5枚にまとめられ、初めてご購入いただいた機械の印象からさまざまなエピソードを思い出で深く記されていました。
北九州市でクリーニング店を昭和34年に開業。弊社の脱水機と水洗機をご購入いただき、昭和50年にはドライ機をご購入いただきました。お手紙のなかではこのように綴られていました。
 

昭和50年前後(年月は定かではない)、ドライものの外注は高くつくとの考えで、個人店用の手ごろなドライ機は無いものか?と材料店へ相談すると「店に見合ったドライ機があるので・・見に行こう」と決まり、尾道まで出張し貴社社長さんからの説明でドライ機を購入しました。
形は左方に脱水機、中央にワッシャー、右方に濾過用(珪藻土)丸網が並び、
大変コンパクトな三位一体横型の造りで大満足でした。
日ごろ手入れは脱水機のこまめな掃除油さし、時にはろ過部分を開けて掃除と丹念に扱ったお陰で、購入時より閉店時まで一度も故障トラブル無しで、普段の手入れは勿論、三位一体にまとまったドライ機は、誠実な造りで長年の使用に耐えられたのでしょう。
もし今でもお店が盛業中なら、案外故障知らずで稼働していたかもしれません。
最後にお宝話をご紹介します。ドライ機を処分のために開けたところ、ワッシャー下部分に何だか光るものが見え「なにこれ???」、品物の出し入れ口からこぼれ落ちたと思われる多数の硬化が見え、ワッシャー桶に穴をあけた硬化を取り出して思ったことは、ドライ機にとって最後のご奉公なにか・・?と一人ニヤリとしていました。
 
盛業中には気づかなかったことが、閉店後20年も過ぎ、長年使っていた機械が、トラブルなく故障なく使用に耐えられたのは、尾道の職人さんの「物づくりの魂の込めらた製品」だったので、それが現在にも引き継がれているのでしょう。
 

お手紙の表紙です。工場の写真をレイアウトしていただいたお心遣いに感謝です。

50年近く前のことで正確な資料が残っていませんが、昭和50年にご購入いただいたと思われるドライ機です。

お客様に長く使っていただくことを大切にしている弊社ですが、その想いが創業当時から息づいていたこと、また、このようなお手紙をいただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもお客様に喜んでいただけるよう、製品づくりに励んでいきたいと思います。

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