Er06 |
バッテリエラー
内容 PLC のバッテリが未接続か、またはバッテリ電圧が 低下しています。対処 ①バッテリの接続をチェックします。 (コネクタを一度抜差しする。)②改善されない場合は、バッテリを交換すること。 |
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Er07 |
温度エラー
内容 自動運転中にドラム内設定温度より+10℃以上高くなった。又温度が 95℃以上になった。 給湯弁、蒸気弁の動作不良の可能性があります。対処 ①直ちに給湯本管又は蒸気本管と機械の間に取り付けられた手動弁を閉じること。②フィルタレギュレータ圧力計を確認し、0.6Mpa にする。(8.3.13 参照) ③エア電磁弁の点検を行う。(8.3.16 参照) ④給湯弁の点検を行う。(8.3.19 参照) ⑤蒸気弁の点検を行う。(8.3.20 参照) ⑥異常が見つかった部品は交換する。 |
Er09 |
PLCエラー
内容 PLC で異常が発生しました。対処 お問い合せください。 |
Er15 |
振動検知エラー
内容 脱水中に品物がアンバランスになり、振動検知が 5 回作動しました。対処 ①品物がアンバランスになっています。手でほぐし手動運転モードにて脱水を行います。②頻繁に起こる場合は振動検知スイッチを点検を行う。(8.3.3 参照) |
Er17 |
ドアエラー
内容 運転中にドアが開いた。 ドアが開いたまま運転スイッチ又は手動操作スイッチを押した。対処 ①ドアが開いていないか確認する。 ドアが開いていたなら、しっかりと締め運転,手動操作を行う。②フィルタレギュレータ圧力を確認し、0.6Mpa にする。(8.3.13 参照) ③ドアセンサの点検を行う。(8.3.5 参照) ④電源を OFF にして、ドアセンサの配線が断線していないか確認する。 |
Er22 |
インバータエラー(INV1)
内容 インバータで異常が発生しました。対処 ①インバータのエラーを確認する インバータエラーが表示されない場合はインバータを交換する。②インバータマニュアルを参照のこと。 |
Er26 |
排水時間エラー
内容 排水弁が開いて設定時間(3 分間)以内に排水されませんでした。 排水弁動作異常、排水弁、排水ホースの詰り、排水圧力検知異常の可能性があります。又は、 排水管の施工に問題があるかもしれません。対処 ①フィルタレギュレータの圧力計を確認し、0.6Mpa にする。(8.3.13 参照)②排水弁が正常に動作するか確認する。(8.3.18 参照) ③排水弁上部組立品を取り外し、排水ホース内の詰り確認と掃除を行う。(8.3.18 参照) ④排水管の配管が規定通り施工されているか確認する。(5.3 参照) ⑤エア電磁弁の動作を確認する。(8.3.16 参照) ⑥液面制御センサの点検を行う。(8.3.4 参照) ⑦電源を OFF にして、排水エア電磁弁、液面制御センサの配線が断線していないか確認す る。 |
Er27 |
ブレーキ抵抗器サーマルエラー
内容 ブレーキ抵抗器(回生抵抗器)の加熱、燃焼を防ぐために回生抵抗サーマルが動作しました。対処 ①回生抵抗サーマルの配線が断線していないか確認する。②断線していない時はインバータ又は、ブレーキ抵抗器(回生抵抗器)の故障が考えられます。 インバータ又は、ブレーキ抵抗器(回生抵抗器)を交換する。 |
Er30 |
断線エラー
内容 サーミスタか、液面制御センサが断線しています。コネクタの抜け、接触不良の可能性があります。 対処 ①異常箇所を確認する。(エラー画面で赤ランプが点灯)②コネクタを確認、一度抜差しする。 ③サーミスタのコネクタを外し、コネクタピンの所で抵抗を測ります。 下表は基準抵抗値です。実際は±5%程度の誤差があります。 温度 ℃ 0 10 20 30 基準抵抗値 Ω 10.35 6.62 4.40 2.98 ・ 断線した場合、抵抗値は∞を示します。 ・ 異常な抵抗値を示した場合はサーミスタを交換する。 |
Er31 |
短絡エラー
内容 アナログ入出力ユニット(CP1W-MAD11)に異常が発生しました。サーミスタの短絡、ユニットの故障の可能性があります。 対処 ①サーミスタのコネクタを外し、コネクタピンの所で抵抗を測ります。下表は基準抵抗値です。実際は±5%程度の誤差があります。 温度 ℃ 0 10 20 30 基準抵抗値 Ω 10.35 6.62 4.40 2.98 ・短絡した場合、抵抗値は 0 に近い値を示します。 ・ 異常な抵抗値を示した場合はサーミスタを交換する。 ②アナログユニットを交換する。 |
Er50 |
水位エラー
内容 給水、給湯を開始し設定時間が経過してもドラム内の水位が上昇していません。給水弁、給湯弁の動作異常、排水弁の動作異常、漏れ、液面制御センサ異常の可能性があります。 又は、給水、給湯の元バルブが開かれていない可能性があります。 対処 ①給水、給湯の元バルブが開かれているか確認する。②手動操作で給水、給湯弁の動作を確認する。(8.3.19 参照) ③手動操作で排水弁の動作を確認する。(8.3.18 参照) ④動作しない弁がある場合は、そのエア電磁弁の動作を確認する。(8.3.16 参照) ⑤ストレーナの点検を行う。(8.3.23 参照) ⑥液面制御センサの点検を行う。(8.3.4 参照) ⑦電源を OFF にして、給水、給湯エア電磁弁、液面制御センサの配線が断線していないか確認する。 |
Er51 |
温度上昇エラー
内容 蒸気設定時にドラム内の水温が上昇していません。蒸気弁の動作異常の可能性があります。 又は蒸気弁の元バルブが開かれていない可能性があります。 対処 ①蒸気の元バルブが開かれているか確認する。②ボイラーなどが稼働しているか確認する。 ③手動操作で蒸気弁の動作を確認する。(8.3.20 参照) ④蒸気弁が動作いない場合、エア電磁弁の動作を確認する。(8.3.16 参照) ⑤ストレーナの点検。(8.3.23 参照) ⑥電源を OFF にして、蒸気電磁弁の配線が断線していないか確認する。 |
Er52 |
回転計エラー
内容 ドラムの回転の計測が出来ていません。インバータのフリーラン信号、回転計の断線異常の可能性があります。 又はモータ、ベルトの不具合によりドラムが回転していない可能性があります。 対処 ①回転検出センサとバスケットプーリとのスキマを確認し調整を行う。(8.3.25 参照) スキマは 3mm です。②ドラムが回転しない場合、V ベルトの張り調整を行う。(8.3.2 参照) ③電源を OFF にして回転検出センサの配線が断線していないか確認する。 |
Er53 |
インバータ速度到達信号エラー
内容 インバータからの速度到達信号(OUT2)が PLC に入力されていません。線番 53 の断線、インバータの故障、モータの破損、主軸ベアリングの破損の可能性があります。 対処 ①脱水運転中に I/O モニタを表示し、インバータ周波数到達が ON になるかを確認する。②電源を OFF にして、インバータ配線が断線していないか確認する。 ③モータや主軸から異音がしていないか確認する。 異音がある場合は専門のサービス業者に点検を依頼すること。 |
Er54 |
インバータ速度信号エラー
内容 インバータからの低速度信号(OUT1)が PLC に入力されていません。 線番 52 の断線、インバータの故障の可能性があります。対処 電源を OFF にして、低速度信号の配線が断線していないか確認する。 |
Er58 |
上昇確認エラー
内容 ケーシング上昇の確認ができていません。対処 ①センサの調整を行う。(8.3.26 参照)②エアライド用レギュレータの調整を行う。(8.3.15 参照) ③エアライド用エア電磁弁の点検を行う。(8.3.16 参照) |
Er59 |
ドアロックエラー
内容 ドアロックシリンダセンサが動作していません。運転中や手動操作中にドアロックが外れた可能性があります。 対処 ①ドアロックシリンダセンサの調整を行う。(8.3.7 参照)②フィルタレギュレータの圧力計を確認し、0.6Mpa にする。(8.3.13 参照) ③電源を OFF にして、ドアロックスイッチの配線が断線していないか確認する。 |
Er60 |
供給エア圧低下エラー
内容 エア圧力が低下しています。エア供給部及びエア配管に異常がある可能性があります。 対処 ①供給エア圧力を確認する。(5.2 参照)②フィルタレギュレータ圧力の確認し、0.6MPa にする。(参照 8.3.13) ③圧力スイッチの点検を行う(8.3.12 参照) ④機械のエア配管からエア漏れがないか確認する。(参照 8.3.11) ⑤電源を OFF にして、圧力スイッチの配線が断線していなか確認する。 |
Er61 |
下降確認センサエラー
内容 ケーシング下降の確認ができませんでした。対処 ①下降確認センサの調整を行う。(8.3.26 参照)②エアライド用エア電磁弁の点検を行う。(8.3.16 参照) |
Er62 |
前傾斜完了センサエラー
内容 後傾斜の完了が確認できませんでした。対処 ①前傾斜完了確認センサの調整を行う。(8.3.26 参照)②エアライド用エア電磁弁の点検を行う。(8.3.16 参照) |
Er63 |
後傾斜完了センサエラー
内容 後傾斜の完了が確認できませんでした。対処 ①前傾斜完了確認センサの調整を行う。(8.3.26 参照)②エアライド用エア電磁弁の点検を行う。(8.3.16 参照) |
Er64 |
ケーシング固定シリンダセンサエラー
内容 ケーシング固定動作の確認できませんでした。対処 ①ケーシング固定シリンダセンサの調整を行う。(8.3.10 参照)②ケーシング固定用エア電磁弁の点検を行う。(8.3.16 参照) |