Er1 |
モードエラー
内容 運転中受付不可のスイッチが押されました。対処 1. 2 秒後に自動的にエラー解除されます。条件設定を変更する場合は、運転を終了し、運転待機状態にしてください。 |
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Er2 |
データエラー
内容 データ化けが発生しました。・ 条件設定値及び売上金額の数値が変化しています。 対処 1. 元電源をOFF にし再度ON にしてください。E02 表示中に温度表示窓、乾燥時間表示窓及び冷風時間表示窓の下の左側の条件設定スイッチを押すと、エラーが解除されます。 次いで、条件設定モードで条件設定値が範囲内にあるか確認後変更、及び売上確認モードで数値をクリアしてください。 2. 1 で改善されない場合、シーケンサのメモリの故障が考えられます。 |
Er7 |
温度エラー
内容 運転開始から5 分経過してからファン出口温度が設定値よりも10℃以上高くなった状態で 15 秒以上経過しました。・ 外気温が設定気温より低い可能性があります。 ・ ファン出口サーミスタの不具合の可能性があります。 対処 1. 設定温度に誤りがないか確かめてください。設定温度が外気温より約10℃以上低いと発生することがあります。 例)設定値:10℃、外気温:20℃以上 2. サーミスタのコネクタの抜き差しを行ってください。 3. E30 の表を参考に、サーミスタの抵抗値を確認してください。 |
Er8 |
入口温度異常 エラー
内容 運転中にドラム入口温度が設定温度より71℃以上高くなって7 秒経過しました。(ファンは回り続けます)・ 炎が赤火になっている可能性があります。 ・ サーミスタの不具合の可能性があります。 ・ バーナーに対してガス種、ガス圧が適切でない可能性があります。 対処 1. 風の流れが阻害され空気不足になっている為、リントフィルターの詰まり、羽根車の羽部分の詰まり、ダクト内・出口のゴミ詰まり、ガラリ(建屋の給気口)の詰まりが無いか確認してください。2. 1 で改善されない場合、バーナーの吸気口にゴミ詰まりがある可能性があります。 3. ドラム入口にファン出口サーミスタが付いている可能性があります。サーミスタのリード線の色を確認してください。 ※ ドラム入口サーミスタ:赤茶色 ファン出口サーミスタ:灰色 4. E32 の表を参考にドラム入口サーミスタの抵抗値を確認してください。 5. ガス種、ガス圧が適切であるか確認してください。 都市ガス用13A のバーナーに対して、LP ガスが供給され ていると炎が大きくなります。 6. 5 で改善されない場合、給気の量を確認してください。 |
Er15 |
ファンモータ サーマルエラー
内容 ファンモータのサーマルが作動しました。・ モータに過度の負荷がかかっている可能性があります。 ・ モータが単相運転になっている可能性があります。 ・ サーマルリレーが故障している可能性があります。 対処 1. 羽根車にリントが詰まっていないか確認してください。2. ファンモータが動作している時にモータから異音がしないか確認してください。異音がする場合はモータ内部の ベアリングの異常が考えられます。 3. 電源をOFF にしてサーマルリレーのリセットボタンを押し、サーマルリレーを復旧してください。 4. 端子台のRST にAC200V が供給されているか確認してください。(R-S、S-T、T-R 間) 三相の内1ヶ所でも極端に低い、又は値が0 を示して全く変動がない場合は、元電源側で欠相を起こしている又は、電源ケーブルが断線している可能性があります。 5. モータのUVW(モータ側)にAC200V が供給されているか確認してください。(U-V、V-W、W-U 間) 三相の内1 ヶ所でも極端に低い、又は値が0 を示して全く変動がない場合は配線が断線している可能性があります。 6. ファンモータが動作している時に電流値を測定してください。 電流値が規定値以内でサーマルリレーが作動するならサーマルリレーの故障が考えられます。 ※ 電流値の測定はクランプメーターがないと行えません。 |
Er16 |
駆動モータ サーマルエラー
内容 駆動モータのサーマルが作動しました。・ モータに過度の負荷がかかっている可能性があります。 ・ モータが単相運転になっている可能性があります。 ・ サーマルリレーが故障している可能性があります。 対処 1. ベルトを強く張り過ぎていないかを確認してください。2. ベルトを外し、バスケットプーリーを手で回して滑らかに動くか確認してください。強い抵抗があり動かない場合はドラム内から異物が飛び出していないか確認してください。 3. 2 で異物が確認できない場合はベアリングケースの異常が考えられます。 4. モータプーリーを手で回して滑らかに動くか確認してください。 5. 電源をOFF にしてサーマルリレーのリセットボタンを押し、サーマルリレーを復旧 してください。 6. 端子台のRST にAC200V が供給されているか確認してください。(R-S、S-T、T-R 間) 三相の内1 ヶ所でも極端に低い、又は値が0 を示して全く変動がない場合は、元電源側で欠相を起こしている又は、 電源ケーブルが断線している可能性があります。 7. モータのUVW(モーター側)にAC200V が供給されているか確認してください。(U-V、V-W、W-U 間) 三相の内1 ヶ所でも極端に低い、又は値が0 を示して全く変動がない場合は配線が断線している可能性があります。 8. ファンモータが動作している時に電流値を測定してください。 電流値が規定値以内でサーマルリレーが作動するならサーマルリレーの故障が考えられます。 ※ 電流値の測定はクランプメーターがないと行えません。 |
Er17 |
ドアエラー
内容 運転中にドアスイッチがOFF になりました。・ 運転中にドアが開いた可能性があります。 ・ 運転中に内部の洗濯物によってドアが開いた可能性があります。 ・ ドアスイッチが反応していない可能性があります。 対処 1. ドアをしっかりと閉めてください。2. 洗濯物が多すぎる場合は量を減らして1を行ってください。 3. ドアスイッチのコネクタを抜き差ししてください。 4. ドアスイッチをコネクタ部で外し、マグネット側をスイッチに近づけてコネクタ部で導通を確認してください。 5. ドアを閉めた時に検知部とドアスイッチとの距離が15mm以内か確認してください。 6. 元電源OFF の状態で、配線の導通を確認してください。 |
Er30 |
ファン出口 サーミスタ 断線エラー
内容 ファン出口サーミスタが断線しています。・ サーミスタの断線、コネクタの抜け、接触不良の可能性があります。 ・ 室温が-20℃未満の可能性があります。 ファン出口サーミスタ(本機後部)図10-2 対処 1. サーミスタのコネクタの抜き差しを行ってください。2. コネクタを外して、サーミスタ側のピンの所で抵抗を測ってく ださい。(テスターが必要)断線した場合は∞を示します。 下表は出口温度サーミスタの基準抵抗値です。 実際は±5%程度の誤差があります。 温度℃(゜F) 0(32) 10(50) 20(68) 30(86) 抵抗値kΩ 95.01 60.48 39.70 26.68 3. 元電源OFF の状態で、配線の導通を確認してください。 4. 室温が-20℃未満の場合は0℃以上になるのを待ってからご使用ください。 |
Er31 |
ドラム入口 サーミスタ 断線エラー
内容 ドラム入口サーミスタが断線しています。・ サーミスタの断線、コネクタの抜け、接触不良の可能性があります。 入口温度サーミスタ(本機後部)図10-3 対処 1. サーミスタのコネクタの抜き差しを行ってください。2. コネクタを外して、サーミスタ側のピンの所で抵抗を測ってください。(テスターが必要) 断線した場合は∞を示します。 下表は入口温度サーミスタの基準抵抗値です。 実際は±5%程度の誤差があります。 温度℃(゜F) 50(122) 60(140) 70(158) 80(176) 抵抗値kΩ 71.86 49.49 34.16 24.14 3. 元電源OFF の状態で、配線の導通を確認してください。 |
Er32 |
ドラム入口 サーミスタ 断線エラー
内容 ドラム入口サーミスタが断線しています。・ サーミスタの断線、コネクタの抜け、接触不良の可能性があります。 入口温度サーミスタ(機械上部)図10-3 対処 1. サーミスタのコネクタの抜き差しを行ってください。2. コネクタを外して、サーミスタ側のピンの所で抵抗を測ってください。(テスターが必要) 断線した場合は∞を示します。 下表は入口温度サーミスタの基準抵抗値です。 実際は±5%程度の誤差があります。 温度℃(゜F) 50(122) 60(140) 70(158) 80(176) 抵抗値kΩ 71.86 49.49 34.16 24.14 3. 元電源OFF の状態で、配線の導通を確認してください。 |
Er33 |
ドラム入口 サーミスタ 短絡エラー
内容 ドラム入口サーミスタが短絡しました。・ ドラム入口サーミスタのコネクタ部、又は内部で短絡を起こしている可能性があります。 対処 1. コネクタ部に埃やゴミが無いか確認し、ある場合は除去してください。2. 1 で改善されない場合、抵抗値を測定してください。 3. ドラム入口サーミスタをコネクタ部で外し、サーミスタ側のピンの二極間で導通を確認してください。短絡していれば導通があり抵抗値は0 に近い値を示します。 |
Er69 |
一時停止時間 オーバーエラー
内容 運転中残り時間が0 になっていない状態のときに、停止 スイッチが押されるかドアが開かれたため、一時停止状態になり、そのまま3 分以上経過しても運転 スイッチまたは 停止 スイッチが押されていない。対処 1. 電源 スイッチを押し、エラーを解除してください。再度、 電源 スイッチを押し、運転待機状態にしてください。 |
Er81 |
熱電対エラー
内容 点火動作に入っていないタイミングで熱電対が燃焼反応を検知しました。・ 熱電対の接触不良、又は検知レベルが上昇した可能性があります。 対処 1. 熱電対の端子が外れていないか確認してください。2. 熱電対に接触しているものが無いか確認してください。 3. 元電源OFF の状態で、熱電対の端子を外し熱電対の導通を確認してください。 4. 元電源OFF の状態で、配線の導通を確認してください。 |
Er82 |
不着火エラー
内容 着火動作を5 回しても熱電対が燃焼反応を検知しませんでした。・ ガスの元栓が閉じている可能性があります。 ・ スパークしない場合、イグナイターの動作不良、高圧電線と点火プラグの接続部の接触不良、又は断線している可能性があります。 ・ イグナイターが動作不良を起こしている可能性があります。 ・ ガス電磁弁に適切な電圧が供給されていない可能性があります。 ・ 整流器が故障している可能性があります。(VG132、VG133W の場合) 整流器 図10-4 対処 1. ガスの元栓が開いているか確認してください。2. イグナイターの取付けビスの締め具合を確認してください。 3. 点火プラグ、又はイグナイターと高圧電線の接続部の抜けを確認し、抜けがあった場合は接続し直してください。 4. 元電源OFF の状態で高圧電線の導通を確認してください。 5. イグナイターにAC200V が供給されているか確認してください。 6. 点火プラグの碍子にヒビがあるか確認してください。 7. 制御盤-電磁弁間の配線の導通を確認してください。 導通が確認できない場合、配線が断線している可能性があります。導通が確認できた場合は、制御盤の端子台で ガス電磁弁の電圧を測定してください。AC200V が出力されていない場合、シーケンサの故障が考えられます。 8. 乾燥運転中に整流器の一次側にAC200V が供給されているか確認してください。供給されていない場合、 シーケンサの異常が考えられます。供給されている場合、整流器の二次側にDC180V が出力されているか確認して ください。二次側の電圧が適切でない場合、整流器の故障が考えられます。(VG132、VG133W の場合) ※ ②③が一次側、①④が二次側になります。 |
Er85 |
電磁弁エラー
内容 一度着火後、電磁弁ON→OFF に切り替えて5 秒経過しても熱電対が燃焼反応を検知しました。(ファンは回り続けます) ・ シーケンサの出力リレーが溶着している可能性があります。 ・ 電磁弁が故障している可能性があります。 対処 1. 待機状態で、ガス電磁弁の電圧を測定してください。AC200V が供給されている場合、シーケンサの故障が考えられます。(VG132、VG133W の場合、DC180V) 2. 1 で電圧が供給されていない場合、端子台の14-S5、15-S5 間の電圧を確認してください。 AC200V が供給されている場合、制御盤-電磁弁間の配線の断線、又はシーケンサの故障が考えられます。 3. 2 で電圧が供給されていない場合、電磁弁の故障が考えられます。 |
Er87 |
負圧エラー
内容 運転中に負圧スイッチが作動しない、又は待機中に負圧スイッチが作動しました。・ リントフィルター、又はダクトにリントが詰まっている可能性があります。 ・ ファンモータ用電磁開閉器、又はシーケンサが故障している可能性があります。 対処 1. リントフィルターに付いているリントを取り除いてください。2. ダクト出口にアミの様なものが付いている場合は目詰まりを起こしていないか確認してください。 3. 運転中にファンモータ用電磁開閉器がON しているか確認してください。 ON していない場合は電磁開閉器のコイルにAC200V が供給されているか確認してください。 供給されている場合は電磁開閉器が故障している可能性があります。 供給されていない場合はシーケンサの内部リレーの故障が考えられます。 4. 負圧スイッチを固定している輸送止めテープが貼られたままの場合は剥がしてください。 5. 風量調整ダンパーの開度を確認してください。 6. 建屋に十分な給気口があるか確認してください。 ※ 一台当たりの必要給気口面積 (50Hz/60Hz):0.09/0.11(m2) 7. ファンモータと駆動モータの回転方向を確認してください。 機械後側から見てファンモータが反時計回りに、駆動モータが時計回りに回転していた場合、元電源の配線を確認してください。 |
Er89 |
サーモスタット エラー
内容 入口、または出口のバイメタルサーモスタットが作動している可能性があります。入口バイメタル(バーナーボックス上部) 出口バイメタル(機械後部) 図10-5 対処 1. リントボックス、バーナーボックスの表面温度が高くなりすぎている可能性があります。(入口:155℃±5℃、出口:80℃±5℃) リントフィルターとダクト内の掃除を行ってください。 2. 入口、又は出口のバイメタルサーモスタットのリセットボタンを押してください。 リセットボタン 図10-6 |